『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』
1996年
監督:本郷みつる
脚本:原恵一、本郷みつる
原作:臼井儀人
声の出演:矢島晶子、藤原啓治、ならはしみき、真柴摩利、林珠緒、一龍斎貞友、佐藤智恵、高田由美、富沢美智恵、納谷六朗、渕崎ゆり子、保志総一朗、田中秀幸、大塚芳忠、古川登志夫、辻親八、深雪さなえ、玄田哲章、大滝進矢、塩沢兼人、雛形あきこ
★★★☆
子どもの時映画館で観た記憶があり、最近思い出して観たくなったので借りて来ました。
「へんーだへーんだよ ヘン〜ダ〜ラ〜ンド〜♪」
っていうCMソングが劇中かかるんです。
これ、ずーっと覚えてて、今映画で観てまったく同じだったんで、なんか無性に嬉しかった。笑
CMソング丸々覚えてました。
「うそだと 思うなら ちょいとお〜い〜で〜〜♪」
当時子ども心にズバッと来たんでしょうね、ここまで記憶に強く残っているとは。
今後死ぬまで忘れない気がします。笑
全く関係ないですが、僕が小1ぐらいのとき、夜中全然寝れなかったときに、頭のなかでずーっと栄養ドリンク(ゼナかなにか)のCMが流れてて、なぜかすごい怖くて。
そのCM自体はサラリーマンが電車のなかでみんなでゼナを飲んで元気に出社!みたいな、別段怖くともなんともないものだったのですが、その日以来、「CM」っていう言葉も怖く感じられて、CM恐怖症になってました。
今も若干そのきらいはあって、さすがに普通のCMは大丈夫ですが、怖いCMが怖い映画よりも怖いんですよ…
ほんとに全く関係がない話を書いてしまいました。
映画に戻ると、ストーリー自体は普通で、ヘンダーランドっていう遊園地に幼稚園の遠足で遊びにいったら本当に変なとこで世界征服をたくらむ魔女とかいて、そこで呪いをかけられたマペットに魔女を阻止するように頼まれたしんのすけが最初は嫌がるんだけど、ひろしとみさえも呪いにかけられ、いよいよ決意して一人で乗り込む…みたいな感じです。
序盤は幼稚園の仲間が主にでてくるので、野原一家、とくにひろし好きの僕としてはあんまり楽しくなかったです…。
子ども向けかもしれませんね。
中盤は、幼稚園に敵方の雪だるまみたいな奴がやってきて、しんのすけから魔法のトランプを奪おうとしてきます。
ここ、子ども心にすごく怖かった記憶があります。
こいつなんか変だ、悪い奴だ、ってわかっているのに、周囲の大人たちが懐柔されてて全然気づいてくれなくて気味が悪い感じ。
と、同時にアクション仮面、カンタムロボ、ぶりぶりざえもんの3ヒーローが集結する楽しいシーンでもあります。
ふむふむ、なかなか楽しい感じ。
そして終盤!
二度目にヘンダーランドにきたときに、ひろしとみさえはすり替えられてて敵に囚われてしまった!
しんのすけはひろしとみさえを救いに、そしてマペットの願いを叶えに、一人でヘンダーランドへ。
駅員さんにヘンダーランドへの行き方を聞いて、何度も電車を乗り換え、最後は軽トラに乗せてもらってとうとう着く。
電車のなかではずーっと正座で、軽トラのおっさんには丁寧にお礼を言っておじぎをするしんちゃん。
ここでもうすでに超感動的!
健気に頑張る姿が泣かせてくれる。
で、乗り込んでからは基本ドタバタコメディです。笑
やっぱりひろしボケが大好きです。
魔法の存在を信じないひろしに、しんちゃんはトランプをつかって雛形あきこを出す。
「こんにちは、ひろしさん。私は雛形あきこ。」
「俺は魔法の存在を信じる!!」
ひろしの大人としての、親としての姿と、時折でる男の本性、軽薄なノリとのギャップみたいなものがツボです。
魔女とのダンス対決とかババ抜きとかもうマジなのかなんなのかわかんない感じ。笑
最後の魔女とのおっかけっこ、城を破壊させるシークエンスは、クレヨンしんちゃんならではのドタバタ感でめちゃめちゃ楽しい。
ひろしがしんのすけを脇に抱えて走りだすシーンがあれば、満足です。
人力の非常脱出装置ももうバカバカしくてたまりません。
結構覚えてるとこは多かったです。
終始懐かしみながらも、楽しく観ました!
クレヨンしんちゃん劇場版漁ろう!
劇中のCMソング、エンディングテーマでもある雛形あきこが歌ってる曲。
90年代の香りがぷんぷんして( ・∀・)イイ!!
特にAメロの感じがたまりません。
映画 クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王 [DVD]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2002/11/25
- メディア: DVD
- クリック: 35回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
ブルース・リーが出てた、カレーのLeeのCMとかはごろもフーズのCMとかも印象に残ってます。笑
これも観なきゃ!