映画館で観た映画(10月・11月・12月編)

気がついたらもう大晦日だったので大慌てでまとめてやります。
やる意味あるのかというところですがやるしかないです。
ほとんど感想は一言のみ、という感じで、それーー

『クロニクル』

★★★★☆
念願叶って地元の映画館で観れた嬉しさに加え、映画自体も相当良かったです。
超能力持ってる高校生がいたら間違いなくYouTubeに載せそうな、超能力の使い方のリアリティが楽しく、少年が絶望に堕ちたときの爆発が辛かった。

グランド・イリュージョン

★★☆
「金」感が強烈。ショーで4人が客を煽っていくシーンは結構好きでした。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』

★★★☆
アニメ版は全部観ていて、中でも「時間遡行」モノ要素が好きだったので鑑賞。サービスの変身シーン、まどかVSマミの戦闘シーンはドストライクで素晴らしかったです。が、今回は台詞での設定、環境、事実の説明をひたすら聞かされ続けるのに疲れました。アニメ版もそうだったかは覚えていません。女の子のバディームービーとして観ると結構好きです。

『アフターショック』

★★★☆
あえて要望から先にいうと、もっとギュッと凝縮するともっと良くなったと思う!!
ダンス男のくだりは削るかもっと良いダンス見せて欲しかった。
いや、大好きですこれ。スペクタクルはないのですが、俯瞰した地獄絵図ではなく地獄絵図の中にいる人間がばっちり描けているのでOK。ラストの、やっぱりきたー!!もうダメだー!!感最高でした。


『キャリー』

★★
クロエのアイドル映画としても良い物になってるとは思えませんでした。ジュリアン・ムーアはやっぱり思い込み人間役上手い。

『わたしはロランス』

★★★★
観ている間は映像だったり音楽だったりに感嘆したり、どういうところに落ち着くのか気になって仕方なかったけど、画像を見て映画を思い返すと、台詞などをじっくり味わいたくなって今すぐにでも2度目が見たくなってきました。

『武器人間』

★★★
死体かな?と思って近づくと…のシーンに今年一番驚き死にそうになりました。脳みそグチョグチョシーンは『ハンニバル』越えの気持ち悪さ。
武器人間が無双するシーンがどうしても欲しかったです。なんせモスキート超カッコいい。地元の映画館にはTシャツ売ってなくてすごい残念でした。

メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』

★★★★
メタリカは中学生のときに『St.Anger』が出たときに少しハマり、有名曲を何曲か知っている程度ですが、やっぱりアガるなぁと改めて思いました。席におとなしく座って観るのが辛かったです。ステージ崩壊後の「Hit The Lights」、散々色々やっといて、リハのような雰囲気でやる「Orion」で締めるにくさったら!!
ライブ前のロバート・トゥルージロの超重低爆音アップシーンの3D感よかったなぁ。

もらとりあむタマ子

★★★★
予告編観て観に行こうと決めました。本編であの台詞を初聞きしたかったと少し後悔してます。僕が観た回ではお客さんの数は少なかったものの、笑いを共有してる感じがあって、実に満喫できたと思います。

『悪の法則』

★★★★☆
抽象的な台詞が応酬される映画は割と苦手なんですが、これはすーっと頭に入ってきました。必要最低限の説明だとこんなに気持ちが良いものになるのかと思いました。それに加えて、銃撃戦やポリート首ちょんぱ描写やスコアも一級品で、もう、たまらんかったです。2回観に行ったのですが2回目は台詞がかなり説明的に感じられて、やっぱり初見でどうなるかわかりつつも探り探り進む感じと、台詞のびたっとしたハマり具合で脳がぐちゃぐちゃになるような快楽を覚えたあの感じは味わえませんでした。

キャプテン・フィリップス

★★★★
トム・ハンクスがひょろひょろのソマリア人海賊に襲われる話だって?なんて嫌な構図なんだ、と予告編を観るたびに思ってましたが、どっこい本編観たら超面白かったです。ソマリア人側の背景をしっかり描いて、船の上でのトラブルという小さい問題でなく、それが世界システムの副産物であることを描いたことが広がりを持たせたのだと思います。さらにポール・グリーングラス監督のリアル志向がぴったりハマっていて、なんでこうなるの?と思う部分が一切無かった。プロのプロの腕披露シーン大好きな僕としては、SEALs登場からもう最高にわくわくしたのですが、極めつけはメディカル・チェックシーン。確かに、そこでようやく安堵していって涙をこぼすフィリップス艦長の様子も感動的なのですが、それより看護婦長のうるせーよ!と言いたくなるくらいとにかく話し掛け続けて(それも事務的に)意識を落ち着かせつつ、手際よくケガを確認していく様に感動して涙しました。あのシーンの説得力たるや!!長時間緊張を強いられた環境にいて身も心も疲弊しきった人間を安堵させるのに、確かに最も効果的な措置をしているのだ、という圧倒的な説得力。はじめてこんなの観た!!と感動してさすがポール・グリーングラス監督…!と思ったらどうやら本物の軍医さんだったようで。

ゼロ・グラビティ

★★★★★
これはしっかり感想を書きたかったのです…。
2回IMAXで観て、1度目は映像に圧倒され、2度目は物語に感動しました。
メタファーが少しくどく感じられる、確かに、が、それはいい!!
生命活動は続けど死んでいた人間が、また人として生きる決断をして笑顔で「どっちに転ぼうと最高の旅よ」なんて胸を打たないわけがない!!!
ジョージ・クルーニーもめちゃめちゃ格好良いし、オープニングタイトルも超カッコイイし…たまらんかった!たまらんかった!!!

ザ・コール [緊急通報指令室]

★★★☆
好きな映画でした。が、少し宣伝でミスリード食らった感もあります。妙に僕が観た劇場では音がバカデカくて、それがこの映画ではすごくいい方に作用していて良かったです。

と、なんとか3ヶ月分をまとめて…
今年のベスト10を書きます、また今日中に!