今年1、2月に観た新作映画
せっかくブログ作ったし、今年からもっと映画館に行こう!と決めたので、2013年ランキング作成のためにも今年すでに観た新作映画についても書いておこうと思います。
1.『悪の教典』
鑑賞:2013/01/06
★★☆
宇多丸師匠が2012のベスト10に入れてるなど、結構期待して見に行ったんですが微妙でした。
高校生を担任がショットガンで殺しまくっていく、今、そういう邦画が映画館でやってることは嬉しいんですが、それ以上のものはなかったな…と。
しかもその殺し方も全部ショットガンでバーン、でクレーン射撃みたいな、的当てゲームにしか見えなくて全く恐怖を感じられなかった。
起こってることは凄惨なのに描写がぬるいという、本当にもったいないなーと思いました。
あ、アーチェリー部の男の子が、自分と相思相愛とわかった女の子が殺されかかってるところに走りかかって弓に手を伸ばす、間に合うか−みたいなシーンはすごく良かったです。
弓はそれる、弾は当たる!!
唯一の希望がへし折られる、この映画の中でも最悪(良い意味で)のシーンだったと思います。
期待していた伊藤英明のサイコキラーっぷりも、そんなに上手くできてるとは思えず、大味な感じがしちゃってたのは残念でした。
2.『ホビット 思いがけない冒険』
原題:The Hobbit: An Unexpected Journey
鑑賞:2013/01/07
★★★★
前から観たいけど長すぎるからな〜とずっと鑑賞を遅らせてきた『ロード・オブ・ザ・リング』3部作(SEE版)を、この映画を映画館で観るために年末に3本続けて観ました。
そちらの感想を簡単に言うと…超面白かった!!ヽ(`▽´)/
で、準備万端(でもないか、原作は完全未読ですので…)で観た『ホビット』は…超面白かった!!ヽ(`▽´)/
いや、ほんとに、映画館で大興奮できて最高でした。
IMAXのHFR3Dバージョンで観たんですが、よく出来ている世界観を3Dで体験できるのはもうたまりませんね!
ガンダフル登場からの〜ゴブリンの迷宮から脱出!このシーンが一番テンション上がりました。
なんというか、舞台装置が良く出来ていて観ていてものすごく気持ちが良かったんです。
あと、今作の主人公がしょぼそうなおっさん、というところも僕的には( ´∀`)bグッ!でした。
『ロード・オブ・ザ・リング』のフロド(イライジャ・ウッド)はどうも最後まであまり好きになれなくて…。(と、言いつつ『ホビット』の冒頭で出てきたとき超嬉しかった。)
対してビルボ(マーティン・フリーマン)はどこからどう見てもただのおっさんで頼りなさMAXなのに、それでも奮闘する。
おっさんが頑張る姿は僕の大好物です!
で、このシリーズといえば、ゴラムなんですが、僕はこいつが非常に苦手でして…。
ゴラムの話し方?がたぶん合わないんですよね、聞いてると頭痛がしてくるんです。
なぞなぞ対決のときの表情とかは笑っちゃいましたけど。
あーあと岩の巨人の戦いとかも良かったなーとか、他にも、良い台詞や良いシーンやあったと思うんですが、残念ながらもう覚えていません…。
3.『LOOPER/ルーパー』
原題:Looper
鑑賞:2013/01/21
★★☆
町山智浩さんの2012年のベスト1に選ばれていたので、それはもう期待して観に行ったのですが、恐らく2013年のマイベスト肩透かし映画になりそうです。
主役のジョゼフ・ゴードン=レヴィット、(500)日のサマーで知って以来大好きな俳優ですが、これは彼の出演作の中でも眉をひそめざるを得ない出来だったと思います。
予告編を観ている段階では、超面白そう!!とわくわくしていたんですが、本編がなぜ楽しめなかったか、いやつまんなかったかというと、バイオレンスと超能力の描写が圧倒的に足りないから。
「ラッパ銃」の銃声とか独特で、あれが人に当たったらどうなるのか、ものすごく観たかったんですがその描写はなかった(確か…)。
未来から来たルーパー達を統括するボスを殺すときも、殺すところは映さずいつの間にか死んでいる!あろうことか!
超能力のほうは予算的な問題とかあるんでしょうが、家の中で家具とかふわーって浮くところはものすごい期待するじゃないですか。
で、クライマックスは周囲になにもない畑で人間が浮いているだけという…!!(# ゚Д゚)
中盤以降舞台がほとんど畑だったのも萎えました。序盤映るスラムのような場所は良かったんですが。
他にも、近未来SFとしてもうちょっと面白い画を見せて欲しかったです。
ブルース・ウィルスがキャスティングされているのもちょっと疑問。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの未来がブルース・ウィルスなの!?っていう以上の面白さが本編にありませんでした。
(対してムーンライズ・キングダムのブルース・ウィリスはとても良かったと思う!)
良かったところで思い出せるのは、今のポール・ダノが拷問されると、未来のポール・ダノの指が次々になくなり、鼻が削がれ…というシーンです。
ここは斬新さを感じたし、鼻を削がれた顔は初見でしたがなかなかショッキングでした!
4.ゼロ・ダーク・サーティ
原題:Zero Dark Thirty
鑑賞:2013/02/15
★★★★
別に公開を待っていたほど観たかった映画というわけではないんですが、初日に行って来ました。
だってタイトルが超かっこいいから!!
っていうのは半分本当で、半分は前日がバレンタインデーだったんですが、彼女から特に何もなく、その鬱憤晴らしに映画館で映画を観たくなったからです。ヽ(`Д´)ノ
で、感想なんですが、この映画を観た帰りに交通事故にあって、そっちのインパクトのほうが大きかったため、ほとんど覚えていないという…。
意表をつくタイミングの自爆テロがその唐突さを表していて本当に怖いなーとか終盤のシールズ突入の緊迫感とか、相変わらずのソリッドな作りに感心しながら観ていたのですが、それを上回る恐怖感、緊迫感を一瞬で味わってしまったので…。
でも全体的に良く出来ていたと思います。拷問シーンは酷いと感じながらも、え、この程度?って思っちゃいましたけど。
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が、世俗的な感じのするバッファロー・ビルのほうが身近にいそうで怖い。地下室の雰囲気が怖すぎる。
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ガソリンスタンドのおっさんとの会話シーンは緊張し過ぎて逃げ出したくなった。
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あのシーンでは号泣しました。
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日本公開の噂を聞きましたけど、早く観たいので本当にお願いします。
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この映画そのものも面白いんですが、鑑賞後に聞いた宇多丸さんと町山さんの論争が更に面白い!