『モンスターズ・ユニバーシティ』


★★★★

吹き替え版3Dで観て来ました!結構前に!
ということでまたしてもやってしまいました…もう内容ほとんど覚えてないぞ…。が、一応の自分ルール「映画館で観た映画の感想は書く」をなんとか貫徹するべく書きますよ!内容が無いなら書かないほうがましじゃね?とか疑念が頭をよぎったけどとりあえず1年くらい続けてみますよ!

まず、毎度のおまけ的短編は『ブルー・アンブレラ』という青い傘くんが道端で出会った赤い傘ちゃんに一目惚れして〜みたいな話でした。この筋書き自体、すでに『シュガー・ラッシュ』の時のおまけ『紙ひこうき』で4ヶ月ほど前に観たんだけど、それはいいとしても、演出自体にも既視感がある、今更こんなギミックでやるの?みたいな感じで新鮮さが全くありませんでした。あと一番ダメなとこは、青い傘くんと赤い傘ちゃんのキャラクターが可愛くないとこだと思います。以上。

と、投げやりな感じで終わりましたが、一方で本編『モンスターズ・ユニバーシティ』は「Pixar is BACK!!」と思わせてくれた、久しぶりに良いピクサー映画を観た!という感じで結構満足しました。
もう最初出てくる、小学生時代のマイクが殺人的な可愛さでここでグッ!!
あっという間に大人になり、声が爆笑問題田中になってがっくりきたものの、「モンスターズ・ユニバーシティ」のモンスター博覧会っぷりにわくわく!!
という感じでつかみからばっちり!!その後も最後まで楽しく観ました…

こんな残念な感じで終わってはあれなので、良かったところを1つ書きますと、なんといっても最後のマイク&サリーが人間に仕掛ける「怖がらせ演出」ですね。「怖がらせ演出」を仕掛ける側からの視点で見せるっていうのは、今年観た『キャビン』を想起させられるんですが、ここではマイクとサリーのバディ感が非常に熱い。ようやく最近になって自覚してきましたが僕はバディものに滅法弱いようで、ここのシーンはたまらないものがありました。それで、素晴らしいのがちゃんと怖い…!と観てるこちらに感じさせてくれたこと!ミシッ…と音が聞こえてきたり、突然ゼンマイ式の人形が歩き出したり、じわじわ不安を高めていく、その合間に仕掛ける側のマイクを写すことで子どもをあまり怖がらせ過ぎないようにほっとさせたりするとこも怖さと安堵のバランスが上手いなーと思ったんですが、最後サリーが出てきて一発咆哮をかますところ、いい音のデカさで迫力十分!!教室のなかで吠えるシーンでも結構迫力あるなーなんて思ってたりしたんですが、来るとわかっていて来た、なおかつそれがただモンスター(しかも可愛げ)が吠えるだけ、っていうだけなのにブルッと来ちゃって。レイトショーで子どもの客はいなかったんですが、あれは下手したら泣いてしまうのでは?と思わざるを得ない、ちゃんと怖く出来てて良かったです!!

そして、残念なところとしては、嫌味っぽい校長のキャラクターですかね。やたら厳しい割にそれがただ単に生徒をびびらせてるだけにしかなっていなさそうだし、結局最後まで好きになれないキャラクターにしか見えなかったのがいまいちでした。でもまあ、校長側の事情もちゃんと描いてとかやるのめんどくせーしいいか!って感じですかね(適当)。

あ、それとウーズマ・カッパの一員で元々セールスマンだったおっさんぽいヤツと、同じメンバーでもあるスクイシーのお母さんが結ばれるっていうラストはどうなの…?単純に気持ち悪いとしか思えなかったのですが、海の向こうではこれはありなんでしょうか。

それで思い出しましたがスクイシーがパーティで、テクノに合わせてノリノリでダンスするシーンが腹立つ感じで笑っちゃいました。

以上、まとまりのない駄文でした…。
実は鑑賞後1週間以上経った映画があと2本あるという…またしても愚行を続けることになりますが後で書きます。